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「イスラム国」イラク軍攻勢で要衝撤退 NHKニュース

ことし6月以降、イラク北部で急速に勢力を広げるイスラム過激派組織「イスラム国」は、第2の都市モスルを制圧したあと、北部の町ベイジに攻め込んで市街地を占拠し、郊外にある国内最大の製油所を包囲していました。
これに対してイラクの政府軍は、8月に空爆に踏み切ったアメリカ軍などの支援を受けて攻勢を強め、先月から2週間余りにわたって激しい攻撃を仕掛けていて、イラク国防省は14日、ベイジの市街地の奪還に成功したと発表しました。
国営テレビなどによりますと、イスラム国の一部の部隊が製油所の周辺で抵抗を続けていて、政府軍が掃討作戦を行っているということです。
ベイジは、イスラム国のイラクでの本拠地とされる都市モスルと南に200キロほど離れた主要拠点の都市ティクリットを結ぶ幹線道路沿いにあり、戦略上の要衝と位置づけられています。
政府軍はベイジを奪還したことでイスラム国のティクリットへの戦闘員や物資の補給路を断ち切り攻勢を強めて陥落を目指す方針で、こう着状態が続いてきた戦況が変わるきっかけとなるか注目されています。