習主席は先週以降、オーストラリアとニュージーランドを訪問したのに続いて、２１日から中国の国家主席としては初めて南太平洋のフィジーを訪れています。
２２日は現地で中国と外交関係を持つパプアニューギニアなど周辺の島国の首脳たちも迎えて会議のホストを務め、演説しました。
国営の新華社通信によりますとこの中で習主席は、貿易の拡大やインフラ整備の促進のほか、再生可能エネルギーや津波防災対策など幅広い分野で支援を強化する方針を打ち出しました。
中国は外交関係を持つ太平洋の島国との経済協力の枠組みを２００６年に立ち上げて貿易や投資を年々拡大し、去年、大型プロジェクトやインフラ整備のために総額２０億ドルの借款供与も表明しています。
新華社通信は「太平洋の島国との友好協力関係を発展させることは中国外交の長期的な戦略方針で、中国はすでにこれらの島国の主要な協力パートナーになっている」と伝え、中国が「海洋強国」建設の方針のもと、太平洋地域での影響力を着々と強めています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141122#1416652713
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141122#1416652714
