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イスラエル“合意なしが好ましい” NHKニュース

イランの核開発問題の包括的な解決を目指して、オーストリアのウィーンで開かれているイランと欧米など関係6か国の協議は、24日に交渉期限を迎えますが、双方の意見の隔たりが埋まらず、最終合意の実現は難しいという見方が強まっています。
イランの核武装化を安全保障上、最大の脅威と位置づけるイスラエルのネタニヤフ首相は、23日に開かれた閣議の冒頭で、アメリカのケリー国務長官から協議の経過について連絡を受けたことを明らかにしました。
そのうえで、「イスラエルや中東地域、そして全人類を危険にさらす悪い合意を急ぐよりは、合意がないままのほうが好ましい」と述べ、イランとの交渉で妥協しないよう欧米側にくぎを刺しました。イスラエルは、かねてから敵対関係にあるイランを国際社会から孤立させるよう働きかけてきましたが、イランに欧米との関係改善を目指すロウハニ政権が誕生して以降、欧米各国が相次いでイランに接近する兆候をみせているため、イスラエルは厳しい立場に立たされています。