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「これ」が社内でアナタの立場を悪くする!「政治力」を手にする人が絶対しないこと|社内政治の教科書|ダイヤモンド・オンライン

「君、社内政治がうまいね」。そういわれると、あまり嬉しくありませんね?“うまく立ち回る人間”と言われているような気がするからです。実際、そう囁かれる人で存在感のある人は見かけません。しかし、「あの人は政治力がある」と言われれば、「実力がある」と評価されている証拠です。では、「君、社内政治がうまいね?」と言われる人と、「あの人は政治力がある」と言われる人は何が違うのでしょうか?

 社内政治とは、「人間関係のなかで、うまく立ち回ること」だと考えている人もいるかもしれません。


 もちろん、社内の力関係を見極めながら、賢明なアクションを起こしていく必要はあります。しかし、それは「うまく立ち回る」という言葉のもつニュアンスとはかなり異なるものです。むしろ、浅はかな考えに基づいてうまく立ち回ろうとすれば、かえって社内での立場を悪くしてしまうものです。

「八方美人」は、必ず「八方塞がり」になるのです。


 結局のところ、「八方美人」は自分を守るために、相手をあざむいているにすぎません。

そして、こうした場当たり的な対応は、一時は成功してもいつか必ず破綻するのです。

 社内政治を進めるうえで、まず認識しておかなければならないことがあります。
 それは、「社内政治は長期戦である」ということです。


 新卒から定年まで働くとすれば、40年近く同じ会社に勤めることになります。近年は、転職を繰り返す人も増えましたが、それでも最低3〜5年は会社に腰を据えなければ、これといった実績を残すことはできないでしょう。その長期にわたって、ある程度固定した人間関係のなかで過ごすわけです。


 これは重要なポイントです。なぜなら、長く一緒に働けば、その人がどんな人なのか、周りの人はすべて見抜いてしまうからです。小手先の処世術や、場当たり的な立ち回りなど、多少うまくやったところで、いずれ見破られてしまうのです。


 その代償は大きい。信頼を失ってしまうからです。

 そもそも、周囲の信頼を勝ち得ていない人に影響力はありません。

「誰が言うかではなく、何を言うかが大事だ」とよく言われますが、私は疑問です。現実の世界でまず問われるのは、「誰が言うか」です。そのテストをクリアしてはじめて、人々は「何を言っているのか」を吟味しようと思うものなのです。

 信頼なくして、政治などできはしないのです。

 では、信頼を勝ち取るためには、どうすればいいのでしょうか?


 答えはシンプルです。
 誠実であること、これ以外にありません。

もしも、社内であなたを問題視する勢力がいたとしても、あなたに信頼を寄せる人々が対抗勢力になってくれるはずです。

一方、あなたの「信頼の貯金」が少なければ、敵対した人物は巧みに周囲を味方につけて、あなたを不利な状況に追いつめるに違いありません。

 だから、社内政治を生き抜くには、まず何よりも誠実に生きることに徹することです。誠実にやっていれば、うまく立ち回る人物に苦い思いをさせられることもあるかもしれません。しかし、その人物の真価は「時」が証明してくれます。

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