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米ＦＲＢ、より早期の利上げ示唆必要＝フィラデルフィア連銀総裁 | Reuters
米ＦＲＢ、来年利上げの公算大＝リッチモンド連銀総裁 | Reuters
来年6月の利上げ妥当、低インフレは阻害せず＝米連銀総裁 | Reuters

米サンフランシスコ（ＳＦ）地区連銀のウィリアムズ総裁は１９日、インフレ率は来年、目標の２％を「大きく下回って」推移する公算が大きいが、これによりＦＲＢが利上げを見送ることはないとの考えを示した。ブルームバーグ・ラジオに対して述べた。

利上げ実施に当たり「忍耐強く（patient）」いられるとした米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明については、利上げに近付いているが、今後数カ月はないということを示唆するためのものだと説明した。

米ＦＲＢ、「許容できない」インフレリスク招いている＝連銀総裁 | Reuters

米ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁は１９日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）は低インフレにもかかわらず、来年段階的に金融緩和を解除する意向を示唆することで、インフレへの「許容できない」下方リスクを招いていると主張した。

同連銀のウェブサイトに掲載の声明で述べた。

ＦＲＢはインフレ見通しが改善するまで事実上のゼロ金利を維持すると確約すべきだったと指摘。それでもインフレ期待を２％の目標まで戻すことができない場合には、資産買い入れを再開する意欲もあわせて示すべきだったとした。

総裁は「ぜい弱なインフレへの対応を怠れば、日本や欧州が経験しているようなインフレ、および長期インフレ期待に対する有害な下方リスクを生じさせかねない」と指摘。その上でリスクが実体化した場合の対処の困難さを踏まえると、「インフレ目標の信頼性に対するこのリスクは許容できない」と述べた。