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沖縄・久米島沖で「海底熱水鉱床」を確認 NHKニュース

発表によりますと、JOGMECは、去年11月、沖縄県久米島の西の沖合で無人探査機を使って調査した結果、深さ1400メートルの海底で、南北に1500メートル、東西に300メートルの範囲に広がる海底熱水鉱床と呼ばれる地形を確認したということです。
海底熱水鉱床は、地中深くにしみこんだ海水がマグマに熱せられて海底に噴き出す際、噴出口の周りに銅や鉛、金や銀が沈殿してできた円錐形の地形です。
見つかった場所は「ごんどうサイト」と名付けられ、100個以上の円錐形の地形があり、サンプルとして採取された鉱石には特に銅が多く含まれていたということです。銅はケーブルとともに電子機器などの部品にも幅広く使われており、資源の少ない日本にとっては貴重な鉱物資源開発につながる可能性があります。
JOGMECによりますと、日本周辺でこれほど大規模な海底熱水鉱床が見つかったのは、同じ沖縄沖で確認された「伊是名海穴」「野甫サイト」に次いで3例目です。ただ、開発には技術面や採算面の課題もあり、国とJOGMECは研究開発を続けることにしています。