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哲学とはなんでしょうか。哲学の目的とは。なぜ哲学するのでしょうか。哲学はどのような方向に向かっているのか。または、向かってきたのでしょうか。 | ask.fm/yuuki_with2us

山本芳久

少し奇妙な言い方ですが、トマスのテクストは、「トマスのテクストだけを読んでいては駄目だ」と語っています。トマスのテクストの内部に入りこめばこむほど、聖書やアウグスティヌスアリストテレスを読む必要性に気づかされ、自ずとトマスのテクストの外部に開かれていくようになっているのです。

山本芳久

一なる神に三つのペルソナがあるとか、キリストが人間であり同時に神であるとかいうようなキリスト教の基本的な教えは、簡単に理性的に体系化できないような、真にリアルなものに固有な抵抗感と手応えを持った特徴だと見なすのか、単なる背理と見なすのか、立場の大きな分かれ目の一つです。

ぼくは、悟るまでは安岡先生や松原泰道老師の本を薦める。
できるだけ買い揃えてパラパラと読むのがいい。
そのうち原典も読みたくなるので買っておけばいい。
歴史小説や時代小説などもよい。
それらを「世の中の仕組みはどうなっているのか」「自分はどんな人間になればいいのか」を念頭に置きながら読む。
修養を積み重ねるうちに常に「シーン」という音が聴こえ清々しさを感じるようになりふと目を落とすと体が光っているのが見えるようになる。
そして、涙がポロポロとこぼれ落ちる日が来る。
その日に悟る。
尤も、その段階(五合目)ではまだまだ慢心が残っている。
しかし、神格を得る段階(十合目)に至ると平々凡々に帰する。
そこに居ながらにして神なのである。

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