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“リビア国内の各勢力は国連に協力を” NHKニュース

リビアでは、4年前にカダフィ政権が崩壊して以降、世俗勢力とイスラム勢力の対立による戦闘が激しさを増しています。
さらに、このところ、過激派組織ISやその影響下にあるとみられる武装勢力エジプト人労働者21人を殺害したり、首都トリポリのホテルを襲撃したりするなど、ISの影響力が広がって混乱が一層深まっています。
こうした事態を受けて、アメリカ、イギリス、フランス、それにドイツ、スペイン、イタリアの欧米6か国が、17日、共同声明を発表し、「エジプト人労働者の殺害は、リビアの紛争がISなどのテロ組織を利するだけであることをはっきり示した」と強い懸念を示しました。
そのうえで、「リビアのすべての勢力に対し、国連の取り組みに参加するよう強く促す」として、国連が主導するリビアの統一政権づくりに協力して情勢を安定させるよう呼びかけました。
リビアからは、混乱から逃れようとイタリアなどを目指して地中海を渡る移民や難民が急増していて、この5日間だけでも3800人が海上で救助されています。

混乱深まるリビア 移民や難民急増 NHKニュース

リビアでは4年前、独裁政権が崩壊して以降、世俗勢力とイスラム勢力の対立を背景とした戦闘が激しさを増し、最近では過激派組織ISに忠誠を誓う勢力が影響力を広げ、さらに混乱が深まっています。
こうしたなか、リビアの混乱から逃れようとヨーロッパを目指して地中海を渡る移民や難民が急増しており、IOM=国際移住機関によりますと、17日までの5日間だけで3800人が海上でイタリアの沿岸警備隊などに救助されたということです。
救助された人たちの多くは、地中海を航海するには小さすぎるゴム製のボートなどに、すし詰めの状態だったということで、IOMでは「こうした人たちが急増しているのはリビアでの混乱に乗じて悪徳な密航業者が活動を活発化させていることが背景にある」と指摘しています。
IOMによりますと、先週には300人を超える人が航海の途中で命を落としたとみられるということで、IOMでは移民や難民がさらに増える事態に強い懸念を示しています。