リード米上院院内総務が引退へ、30年の議員生活に終止符 | Reuters
米上院のリード民主党院内総務は27日、2016年の選挙で再選を目指さず、約30年間の議員生活に終止符を打つ意向であることを明らかにした。
リード氏は75歳。今年1月にネバダ州の自宅でエクササイズ・マシンを使って運動中、肋骨と顔面骨を骨折するけがを負い入院したが、ビデオメッセージで、負傷したことは引退には関係ないと説明。前年11月の中間選挙で民主党が上院で多数派を失ったことも引退に関係ないと述べた。
ただ、けがで療養中に民主党の将来について考えたとし、「民主党は上院で多数派を奪還しなくてはならない」と強調。自身の再選に向けた努力を他の上院民主党議員の再選に振り分けることができると話した。
リード氏は2007年から民主党院内総務を務めている。