OPEC原油増産、余剰生産能力が半減も=専門家 | Reuters
国際エネルギー機関(IEA)が15日公表したデータによると、OPECの現在の生産能力は日量約3350万バレルで、今年のOPECの原油需要である日量約2950万バレルを優に上回る。
しかし今のペースで増産すると、今年中に余剰生産能力が半減する恐れがあり、おそらく日量170万バレルに低下するのではないかとアナリストはみている。
OPECの産油量はここ2か月で急増した。イランの経済制裁が解除され、大幅な原油増産に踏み切る場合に備え、サウジアラビアなど一部のOPEC加盟国が市場シェア確保のために生産量を増やしていることなどが背景にある。