シルク・ドゥ・ソレイユが株売却 米中の投資会社に - 47NEWS(よんななニュース)
カナダの人気サーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」は20日、米国の投資ファンドや中国の複合企業に株式の大半を売却すると発表した。売却資金をもとに、展開が遅れている中国で本格的な「デビュー」を果たしたい考えだ。
創始者で大株主のギィ・ラリベルテ氏が保有株の大半を売却。米テキサス州に拠点を置く投資ファンドのTPGキャピタルや、中国の複合企業「復星国際」などが株を取得する。
ロイター通信によると、TPGが株式全体の6割、復星国際は2割を保有することになるという。手続きは今秋に完了する見通し。売却総額について米紙は計1460億円と報じている。
シルク・ドゥ・ソレイユが中国で事業拡大へ、過半数株を売却 | Reuters
カナダのサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」は20日、過半数の株式を米中の投資家に売却すると明らかにした。
事情に詳しい関係筋によると、投資家らは米投資ファンド、TPGキャピタルが率いる企業連合で、中国の複合企業、復星国際の傘下企業などが含まれ、ケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)も出資する。売却規模は非公表だが、同筋によるとシルク・ドゥ・ソレイユの評価額は約15億ドルという。
シルク・ドゥ・ソレイユは、新たな連携相手とともに中国事業の立ち上げ・拡大に向けて作業を進めるという。