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バフェット氏、重点投資先のIBMやコカ・コーラなど擁護 | Reuters

バフェット氏の発言は、IBMやコカ・コーラなど、同氏が重点投資を行ってきている企業の一角が近年減収傾向にあることが背景。


バフェット氏は4日放映されたCNBCとのインタビューで、同氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)(BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)が第1・四半期にIBM株を買い増したことを明らかにした。


IBMが今後10年で増益となるとの見通しを示したほか、IBMの自社株買いプログラムが株主にかなりの恩恵をもたらしたと評価した。


コカ・コーラについては、「確固たる競争上の地位」を維持しているとの見方を示した。


全般的な市場動向については、週末に開催されたバークシャーの年次株主総会で示した発言を繰り返し、金利が通常の水準に戻れば、株式のバリュエーションは「割高」にみえ、米債価格は「非常に過大評価」されているようにみえると述べた。


投資家の間で、年内に金利が上昇することが見込まれていることを踏まえつつも、ユーロ圏の金利が低水準にとどまれば、米金利が「大幅に」上昇することは困難との見方を示した。


また、ドルと他の通貨バスケットという選択肢が与えられれば、今後10年はドルを選好すると言明。インタビューに同席した米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)創業者でバークシャーの取締役を務めるビル・ゲイツ氏は、今後10年で選好する通貨は人民元と語った。


バフェット氏はまた、欧州連合(EU)が20年後に存在している公算が大きいものの、加盟国が現在と異なる可能性があると指摘。ギリシャが直面している苦境に言及した可能性がある。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150504#1430736245