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イギリス 55年ぶりに物価がマイナスに NHKニュース

イギリスの統計局が19日発表した先月の消費者物価指数は、原油安に伴ってエネルギー価格が下落したことや、食品価格が値下がりしたことなどから、前の年の同じ月と比べて0.1%の下落となりました。
景気が悪化したときでも物価の上昇が続いてきたイギリスで、消費者物価指数がマイナスとなるのは、今の形で統計を取り始めた1996年以降で初めてで、それ以前では、統計局が行った試算によりますと1960年以来55年ぶりとなります。
イギリスの中央銀行にあたるイングランド銀行は、物価の下落は一時的で、ことしの年末には上向くとしていますが、今回、物価が下落に転じたことで、市場では、イングランド銀行の利上げが先送りされるのではないかという見方も出ています。
ヨーロッパでは、ユーロ圏でデフレへの懸念が続いていますが、堅調な成長を続けるイギリスでも物価低迷への懸念が浮上することになりそうです。