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イラン核協議 大詰めの交渉続く NHKニュース

ウィーンで続く欧米など関係6か国とイランの協議は交渉期限を3回にわたり延長し、13日が新たな期限となっています。
交渉はこれまで2週間以上続いており、11日にはフランスのファビウス外相が「判断材料は出そろった。決断するときが来た」と述べたあと、関係国の外相たちは深夜まで会合を重ねました。
また、ロシアの国営通信社などはいったん交渉の場から離れていたラブロフ外相が12日、ウィーンに戻る計画があると伝え、最終合意に踏み切るのかどうか、12日中にも今後の方向性を関係国が決断する可能性も出てきています。
ただ、交渉ではイランへの武器輸出を禁じる国連の制裁措置の解除や、核兵器の開発疑惑のあるイランの軍事施設への査察などで、依然として隔たりが残っているとみられています。
交渉が大詰めを迎えるなか、イランの首都テヘランでは核開発など国政の実権を掌握する最高指導者ハメネイ師が演説し「傲慢な国々に対して、われわれは闘いを続けていく」と述べ、アメリカなどをけん制しました。
2002年に発覚した核開発問題を巡る交渉は重大な局面を迎えていますが、最終合意にこぎ着けられるかは予断を許さず、大詰めの交渉が続いています。