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こたつぬこ

昔有田さんと「変数的状況」についてやりとりしたのを思い出した。これは藤田省三の吉田松陰論にでてくる概念で予定調和が崩れ変数化した状況論から一貫性なき吉田松陰の思想を読み解くというもの。安保法制をめぐる政治は、これから最終盤に向けてますます変数化する。予定調和な構えの側が敗北する。

吉田松陰をむやみにもてあそぶなー右翼政治家集団、安倍政権への危機感から/崔 勝久 さんから - 薔薇、または陽だまりの猫

藤田にとって松陰は、思想家でもなければ主著なるものもなく、ただただ「状況の真只中に突入していくことを得意とした」、「徹底的に状況的」な人物だと言うのです。

精神史的考察 (平凡社ライブラリー)

精神史的考察 (藤田省三著作集 5)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150902#1441190482
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150902#1441190483
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150902#1441190484
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150828#1440758235
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150825#1440499225
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150725#1437820773
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120502#1335968776
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090513#1242217697
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071223#1199095514

講孟箚記(上) (講談社学術文庫)

講孟箚記 下 (講談社学術文庫 443)

吉田松陰著作選　留魂録・幽囚録・回顧録 (講談社学術文庫)

#分別知 #自在性 #知性主義 #学者 #近代の錯覚