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桑子真帆アナ ブラタモリは「カメラ回ってない時もゆるい」 - ZAKZAK

 −−なぜ桑子アナが選ばれたのだと思いますか?


 桑子:なぜでしょうね(笑い)。私は広島で勤務しているとき、『ワラッチャオ!』という番組に2年間“お姉さん役”で出ていたんですよ。台本にないことを振られて答えるような、とても現場での対応力が求められる番組だったんです。もしかしたら、そういう私の素の部分を評価していただいたのかもしれないですね。


 −−『ブラタモリ』でも、収録現場での対応力は必要ですか?


 桑子:むしろ、対応力しかないですね(笑い)。というのも私たちには台本というのが一切なくて、より新鮮なリアクションを求められますし、本当に対応力そのものだと思います。


 −−4月から今までやってきて、何か変わった点はありますか?


 桑子:最初はとにかく台本もないし、好きなようにやっていいと言われていたんです。歩いていて気になることは聞いていいし、なんでも触れていいからって。視聴者代表として疑問に思うことは何でも質問してさらけ出してほしいと言われていました。私は最初のほうはその通りにやっていたのですが、そうすると質問攻めでうるさくなってしまう。もちろん疑問に思うことは聞いていいのだけれど、『ブラタモリ』はタモリさんの番組なので。だから、タモリさんのコメントなどをしっかり聞いたうえで、一歩引いて質問するようになりました。

 −−ロケ中、タモリさんとはどんなコミュニケーションをとっていますか?


 桑子:寝る、起きる以外はご飯を食べるのもロケ車で移動するのも常にタモリさんと一緒にいる感じです。本当にくだらない話もしますよ。たとえば、ロケ車で移動しているとき、タモリさんは本当に好奇心旺盛な方なので、常にキョロキョロ見回していらっしゃって、信号機についている変わった地名や、お店なんかを見つけてそれにすぐ反応して車内が笑いに包まれることもあります。以前訪れた道なんかは、「ここ前も通って…」とお話をされることもありますね。


 −−カメラの回らないところでは無言…なんてことは、ないんですね。


 桑子:そうですね。もちろん無言の時間もありますけど、自然体でお話されますね。いい意味で、周りがタモリさんのペースに合わせていっている感じです。


 −−カメラが回っていない時間もゆるいんですか?


 桑子:ゆるいです、ゆるいです、本当にゆるいんです(笑い)。だからこそ私もあんまりカメラを意識せずにタモリさんと一緒にいられるのかもしれないですね。


 −−ちなみに、ロケ中はヘルメットをかぶることも多いですが、やっぱり髪形とかは気を付けているんですか?


 桑子:仙台の撮影の時にお団子ヘアーをしたんですけど、朝ヘアメイクさんに「髪形はどうしますか?アップにでもしますか?」と聞かれたので「あ、今日は(ヘルメット)ないんだな」と思いましたね(笑い)。私は、何も知らされてないんですけど、ヘアメイクさんは、どんな撮影があるのか知っているので。あと、衣装合わせの時に白い服を着ていると、「あ、今日は白はちょっと、やめておきますか」みたいなワケありな感じでNGを出された時は「今日はちょっと汚れるところに行くんだな」って、自分の中でちょっとずつヒントを集めてます(笑い)。