この事件で、小渕元経済産業大臣は、弁護士や税理士で作る第三者委員会を設け、独自に事実関係の調査を進め、19日、弁護士らが東京都内で記者会見して、報告書を公表しました。
それによりますと、一連の不正経理について、「関係する政治団体の事実上の責任者である、元秘書の判断や指示の下に行われたことは明らかだ。小渕氏を守り、政治家として大成することを願っていた元秘書らが、世間体を重視して、つじつま合わせを行ったものだ」などとしています。
一方で、小渕氏については、「本人の関与は認められなかった」としながらも、「監督責任があることは当然で、その責任は軽微とは言えない」などと指摘しています。
弁護士によりますと、報告書は小渕氏にも手渡したということです。
小渕氏は、20日、地元の群馬県で記者会見することも検討しています。
この事件で、東京地方裁判所は今月9日、小渕氏の資金管理団体などの収支報告書にうその記載をしたなどとして、小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の前町長と、元政策秘書の2人に対し、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151009#1444387094
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150914#1442227045
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150428#1430218313
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150427#1430131741
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150117#1421490885
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141220#1419071908