https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

» 私の使命。 (連載「パックス・ジャポニカへの道」) | IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所

誕生した後も、生命は生き残るために常にエントロピー増大の嵐に立ち向かわなければなりません。生物ももちろんマクロな物質ですので、放っておけばすぐに無秩序(死)に向かうはずです。しかし、死に到るまでは秩序は保たれている。エントロピーを減少させる方向に生きているわけです。このように、エントロピー増大の法則に立ち向かい、生命として誕生し、生き残ろうとし続ける意思、これを私は生命の主体的意思と呼んでいます」(橋本淳一郎「宇宙を創造した生命の意思」(「MOKU」2015年10月号所収)より抜粋)

生命、とりわけ人間のそれを、普遍則としてのエントロピー増大の法則との逆相関関係において論ずる

私は、この主体的意思が、過去から未来へと向かう時間の流れを生んだと考えています。

「日本人は時代の節目に到達すると必ず、あらためて『統合』をし直す。その際に同時並行で進むのが時間概念に関する精神上の整理なのである」

「安保法制」や「異次元緩和」など、これまでの我が国における流れからするとどう見ても過大なエネルギー発露としか考えられない出来事が次々に決められ、矢継ぎ早に実施されてきている。要するに我が国という一つのシステムをある方向へと整えよう(安保法制の場合には「国家安全保障」の”正常化“、あるいは「異次元緩和」の場合には”インフレ転換“など)というわけであるが、結果として生じているのは大混乱に過ぎない。すなわち我が国というシステム全体は明らかにエントロピー増大に見舞われているというわけなのである。かつての律令制における班田収授でいえば「年籍(戸籍)」にあたるマイナンバー制度もまた同じだ。統治者の側は整えようと躍起になっているが、結果を見るとむしろ逆であり、整えるどころか大混乱が生じてしまっている。そうした事態だからこそ、「統治者」の側は必至になってさらにエネルギー(圧)をかけてこれを整えようと躍起になる(「一億総活躍プラン」)。だがこうした”作用“はむしろ”反作用“を生んでしまい、システムとしての我が国はむしろエントロピーを増大させていく。すなわち不可逆的に「崩壊」へと進むのである。

第一に為すべきことは、以上の明々白々たる事実を一人でも多くの同胞に伝えることである。

第二に私が果たすべき役割は、我が国をこれまでの流れにつなぎとめている窮極の「鎖」を断ち切る作業をリードすることである。

そして最後に私が為すべきもう一つのことが、こうした根元的なる作業を次世代の日本人へとそれとして伝えるべく、根底にありながらも永続するシステムを創り上げることである。

生命の起源 - Wikipedia
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151024#1445682868
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151024#1445682872
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150626#1435315108
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141222#1419244749
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140607#1402138728