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米共和党ブッシュ氏、前大統領に応援依頼　支持低迷で方針転換 | Reuters

２０１６年米大統領選の共和党候補指名獲得を目指すジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、「名門ブッシュ家」の家名に頼らないとしていた従来方針を転換、兄のジョージ・Ｗ・ブッシュ前大統領に応援演説を求めた。

ここ数カ月の支持率低迷が背景にあるとみられる。

前大統領は、テキサス州ヒューストンで開催されたイベントで、弟のジェブ氏とともに登壇。演説ではジェブ氏を強く推薦し、寛容な移民政策は中南米系の有権者の支持を獲得できるとしたほか、自身が２００１年９月１１日の同時多発攻撃の際に経験したような不測の事態にも対応できると述べた。

前大統領がジェブ氏の選挙戦で応援を行うのはこれが初めて。

ただ、「ブッシュ家」の家名に頼ることにはリスクもある。共和党員の多くは、次期大統領が「３人目のブッシュ大統領」ではないことを希望しているうえ、前大統領が２００３年にイラク戦争に踏み切ったことを苦々しく思う向きもあるためだ。

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