米新駐日大使ハガティ氏 大統領訪日で貿易問題も議論を #nhk_news https://t.co/T6Ano9OsvF
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年7月28日
ウィリアム・ハガティ氏は57歳。南部テネシー州出身で地元の大学を卒業したあと、経営コンサルタント会社の「ボストンコンサルティンググループ」に勤務しました。この間、東京におよそ3年間滞在した経験があり、親日家とされています。
その後、1991年からブッシュ政権でホワイトハウスのスタッフを務め通商政策などを担当したほか、2012年の大統領選挙では共和党の候補者だったロムニー氏の陣営に加わりました。
また、みずから投資会社を設立したほか、地元テネシー州の経済開発長官を4年間、務め、経済や通商政策に精通していると言われています。
ハガティ氏は去年の大統領選挙の共和党の候補者選びでは、当初、党主流派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を支持しました。
しかし、その後トランプ氏の支持に回り、政権移行チームで閣僚や政権幹部の人事を担当する責任者を務め、トランプ大統領に近いとされています。
ことし3月、トランプ大統領から新しい駐日大使に指名されたハガティ氏は議会の承認を経て、今月27日、就任のための宣誓式に臨みました。
ハガティ氏はオバマ前政権の2期目に起用されたキャロライン・ケネディ氏の後任として来月、日本に着任する予定です。