クリントン氏 私用アドレスのメールに機密情報 NHKニュース
来年11月に行われるアメリカ大統領選挙で与党・民主党の最有力候補のヒラリー・クリントン氏は、国務長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で批判が強まり、支持率にかげりも見られましたが、先週、議会で証言し、野党・共和党の追及をかわしたことなどで勢いを取り戻しています。
クリントン氏は30日、南部ジョージア州で演説し、「私は、夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領の3期目のために立候補しているのではない。私自身の最初の任期のために選挙戦を戦っている」と述べ、女性初の大統領を目指す決意を強調して支持を訴えました。
一方で、国務省は30日、クリントン氏が私用のアドレスで職員らとやり取りしたメール4432通を新たに公開し、このうちの268通に現在、機密に指定されている情報が含まれていたことを明らかにしました。
クリントン氏のメールは来年1月まで月に1度公開されることになっていて、共和党からの追及が今後も続くことが予想されます。
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