ローマ法王、子供時代の夢は「肉屋になること」 | Reuters
ローマ法王フランシスコが少年時代の夢について、神父ではなく肉屋になりたいと思っていたと明かした。オランダのホームレス向け新聞とのインタビューで語った。
法王は、成長期を過ごしたアルゼンチンの自宅付近に商店がなかったため、母や祖母とよく市場に買い物に行ったと述懐。「4歳のとき、将来何になりたいかと聞かれ、肉屋と答えた」と述べた。
法王は2013年の就任以来、指導者らに簡素な生活を促し、自らも宮殿でなくゲストハウスで生活するなど模範を示している。
「町の通りが恋しい」と語る法王に、取材班がピザを買いに出かけることを提案すると、「そうしたいのはやまやまだが、無理だろう。私が外に出れば、たちまち取り囲まれてしまう」と答えた。