人種差別の壁―アフリカ系アメリカ人の教授陣に対する攻撃 : 山口真由オフィシャルブログ
アメリカにおいて「人種問題」というのは最大の闇のひとつであり、これはもう、とんでもなくセンシティブな問題である。「人種差別」については「男女差別」よりもさらに一段上のとても厳しい基準が適用されており、表面的には平等に見えるものでも結果として人種の差別になるようなことに対しては、信じがたい敏感さで警鐘が鳴らされる。「人種差別主義者」とレッテルを貼られれば公的な職を辞めざるを得ないだろうし、弁護士になる道を閉ざされた例すらある。
オバマ大統領の母校でもあるハーバード・ロースクールは、マイノリティに対する理解と多様性を重んじる教育を誇りにしてきた。
そのハーバードのコミュニティ内で起きたヘイト・クライムに対する衝撃は非常に大きかった。
アフリカ系アメリカ人の学生は、「ロースクールはいつも先例ばかりを教える。だけれども、先例を変える方法、私たちに対する差別を変える方法を教えないのはおかしい!」と声を挙げはじめる。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151122#1448188820
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151122#1448188826
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151120#1448017026