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中国 アフリカとの首脳会議で存在感印象づける NHKニュース

南アフリカヨハネスブルクで2日間にわたって開催された「中国アフリカ協力フォーラム」の首脳会議は、5日、閉幕しました。
習主席は、アフリカのおよそ50か国の首脳などを前に、産業の育成やインフラ建設、さらには安全保障に及ぶ幅広い分野でアフリカ支援の事業を進めるとして、今後3年間で総額で600億ドル(日本円で7兆4000億円)近い資金を拠出すると表明しました。
習主席は、会議の閉幕にあたって「中国とアフリカは運命をともにしている。中国は永遠にアフリカのよき兄弟だ」と訴え、アフリカを今後も重視していく姿勢を強調しました。
中国はアフリカでインフラ整備や資源開発を大規模に進めてきましたが、アフリカ側からは、中国の進出は資源確保が目的で、製造業の育成や貧困削減には役立っていないという批判も出ていました。
こうしたなかで、中国が打ち出した支援計画は、技術者の育成や貧困対策なども強調されていて、南アフリカのズマ大統領が中国側への感謝の意を繰り返し述べるなど、アフリカ側からは高く評価する声が相次ぎ、中国のアフリカでの存在感を改めて印象づけるものとなっています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151205#1449311773
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151205#1449311784