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株価 年末終値は4年連続の上昇 19年ぶりの高値 NHKニュース

日経平均株価、30日の終値は29日より51円48銭高い1万9033円71銭、東証株価指数=トピックスは、3.91上がって1547.30でした。1日の出来高は14億9001万株でした。
日経平均株価は、去年の年末の終値と比べると1582円94銭、率にして9%上昇し、年末の終値としては4年連続の値上がりとなり、平成8年以来19年ぶりの高値となりました。また、東京証券取引所1部に上場している株式の時価総額は571兆8328億円となり、年末としては過去最高だったバブル期の平成元年に次ぐ水準となりました。
市場関係者は「前日に急落した原油先物価格が上昇し、世界経済の先行きに対する懸念が和らいだことから、ニューヨーク株式市場に続き東京株式市場でも買い注文が増え、値上がりしてことしの取り引きを終えた。日経平均株価が1万9000円を回復したことは来年にとって明るい材料だ」と話しています。

東証で大納会 株価のさらなる上昇願う NHKニュース

ことしの大納会は、日本を代表する指揮者でオーストリアで100年を超える歴史を持つ「トーンキュンストラー管弦楽団」の音楽監督にことし9月に就任した佐渡裕さんが招かれました。
まず、東証を傘下に持つ日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者が「ことしの株式市場は1年間を通じてみれば総じて堅調であったと思う。企業に経営の透明性などを求める行動指針の適用が始まったこともあり、投資家の信頼が日本企業に集まることを期待したい」とあいさつしました。
続いて佐渡さんが「豊かな経済は芸術を育てます。株式市場を通じて豊かな経済のある国にしてもらい、僕は美しいハーモニーを目指していきたい」と述べ、株価の上昇を願って鐘を鳴らしました。
このあと、およそ600人の出席者全員で手締めを行って、ことしの取り引きを締めくくりました。
30日の東京株式市場は、日経平均株価が29日に比べて51円48銭高い1万9033円71銭となり、年末の終値としては4年連続で上昇し、19年ぶりの高値で取り引きを終えました。

ことしの東京株式市場は、日経平均株価が一時、15年ぶりに2万円の大台を回復したものの、その後は、海外経済の動きに大きく翻弄される1年となりました。


株価は、年初から値下がりが続きました。原油先物価格の下落による世界経済の先行きの不透明感から日経平均株価は、1月半ばに1万7000円を割り込み、ことしの最安値をつけます。


その後、株価は円安の影響で好調な企業業績を追い風に上昇に転じます。4月に入り、日経平均株価は15年ぶりに2万円の大台を回復。6月には、ITバブルの高値も上回り、およそ18年半ぶりの高値水準に達しました。


上昇傾向が続くかとみられた株価。しかし、相次ぐ海外経済の変調が市場を大きく揺さぶります。7月には、政局が混迷を深めていたギリシャが、債務不履行に陥るのではないかという懸念から、株価は、一時、500円以上の急落。さらに8月には、中国の上海市場で株価の急落が続いたことなどで中国経済の減速が強く意識され、株価は、900円以上値下がりする場面もありました。


その後、中国当局のなりふり構わない株価の下支えもあって、上海市場の株価の下落に歯止めがかかったことなどで金融市場は落ち着きを取り戻しました。株価は再び上昇し日経平均株価は今月に入って一時、2万円台を回復しました。


しかし、その後は原油安が重荷となり、ことしの終値は1万9033円71銭。去年の年末と比べて9%上昇して、取引を終えたものの、2万円の大台は維持できませんでした。