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通常国会召集 激しい論戦へ NHKニュース

第3次安倍改造内閣の発足後、初めての本格的な国会論戦となる第190通常国会は、通常国会が1月に開かれるようになった平成4年以降で最も早く、4日、召集されました。そして、午前10時すぎから参議院本会議が開かれ、常任委員長の選任や特別委員会を設置するなどの手続きが行われました。
国会では、午後1時から天皇陛下をお迎えして開会式が行われたあと、衆・参両院の本会議で、安倍総理大臣の外交報告と麻生副総理兼財務大臣の財政演説が行われることになっています。
これに先だって安倍総理大臣は自民党両院議員総会に出席し、「今年度の補正予算案の成立が最大の景気対策であり、早期成立に努めたい。TPPや一億総活躍社会の実現に向けた法案など、野党側から対案を出してもらい、建設的な議論を行う国会にしたいが、たじろぐことなく、論戦を通じて、私たちの進むべき道が正しいということを国民に明らかにしていこう」と述べました。
一方、民主党岡田代表は党の参議院議員総会で、「安倍総理大臣は3か月間、憲法を無視して国会での論戦から逃げ回ってきた。国民に正直に説明せず、大事な問題は本質的な解決から逃げ、その見返りにばらまく。そうした安倍政治の本質をこの国会の論戦で明らかにしていきたい」と述べました。
通常国会の会期は6月1日までの150日間で、政府・与党は、新年度・平成28年度予算案を年度内に確実に成立させたうえで、後半国会では、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への国会承認を得ることなどを目指す方針です。
これに対し、民主党など野党側は、消費税の軽減税率やTPPの問題点のほか、閣僚の政治資金を巡る問題などを追及する方針で、夏の参議院選挙もにらんで与野党の激しい論戦が繰り広げられる見通しです。

民主と維新が初の総会 結束し安倍政権に対じを NHKニュース

民主党と維新の党は、夏の参議院選挙に向けて連携を強化するため、先月、衆議院で、無所属の議員も含めた統一会派「民主・維新・無所属クラブ」を結成していて、4日に国会内で両党の所属議員らが出席して初めての総会を開きました。
この中で、民主党岡田代表は「重要な問題を先送りする、ばらまく、国民に正直に説明しない、この3つが安倍政治の本質であり、こうした政治をいつまでも続けさせるわけにはいかない。一人一人を大切にしない政治が、1億人を幸せにできるはずがなく、一人一人の国民を幸せにする政治を、野党が結束して実現していこう」と述べました。
また、維新の党の松野代表は「今の安倍政治に対して、しっかりと対立軸を示していく必要がある。もう一回、国民の間に飛び込んで、しっかりした政策の旗を立てて、一緒に政権交代を目指していきたい」と述べました。
そして、通常国会では両党が結束して、安倍政権に厳しく対じしていく方針を確認しました。

国会召集に合わせ 安保法の廃止訴える集会 NHKニュース

通常国会が4日に召集されたのに合わせて、国会前では去年成立した安全保障関連法に反対する人たちが集まり、法律の廃止を訴えました。


集会には、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が去年9月に成立して以降も定期的に反対を訴えている憲法学者や弁護士など、主催者の発表でおよそ3800人が参加しました。