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米 去年の自動車販売 過去最高を更新 NHKニュース

アメリカの自動車専門の調査会社オートデータによりますと、アメリカで去年販売された新車の台数は、おととしよりも5.7%増えて1747万台となり、2000年の1740万台を超えて過去最高を更新しました。
これは、景気の緩やかな回復やガソリン価格の値下がり、それに低金利の自動車ローンを背景に、SUV=多目的スポーツ車などの販売が好調だったためです。
メーカー別では、GM=ゼネラル・モーターズがおととしより5%増え308万台余りで首位となり、フォードは5.3%増えて260万台余りで2位でした。
日本のメーカーは、トヨタ自動車が5.3%増加し、およそ250万台で3位になったほか、ホンダは3%増えておよそ159万台で5位、日産自動車は7.1%増えて148万台余りで6位でした。
一方、排ガス規制逃れの不正が発覚したドイツのフォルクスワーゲンはおよそ35万台で、おととしより4.8%減少しました。
自動車メーカー各社はことしも好調な販売が続くとみていますが、アメリカの利上げに伴い自動車ローンの金利が上昇すれば販売に影響が出るという見方があり、各社は新車の投入などで購買意欲を刺激したい考えです。

米国トヨタ販売のボブ・カーター上級副社長は「雇用環境の改善などで消費者にゆとりが生まれ、車を購入しやすい環境になっており、ことしも自動車業界にはよい年となるだろう。利上げによって仮に金利が上がり続けても、そもそも今は歴史的に低い水準にあるため販売にはほとんど影響がないだろう」と話し、ことしも好調な販売が続くことに自信を見せました。