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iPad Proは仕事で使えるのか? Apple Pencilを持てばノートパソコンを上回る端末に - 日経トレンディネット

 iPad Proのセルラーモデルに加えて、専用スタイラスの「Apple Pencil」と純正カバーを追加して購入すると、価格は14万9024円(税別)。この話をすると、たいていの人が「そんなにするの? だったら、MacBook買ったほうがいいじゃない」という。


 確かに、256GBの12インチMacBookが14万8800円で購入できる(ちなみにiPad Proは128GB)。iPad ProよりMacBookのほうが安いと知り、少なからずショックを受けた。


 また「iPad Proで仕事ができるの?」という言葉に対しては、こんなふうに言い返せるだろう。「iOSでも仕事ができますよ。マイクロソフトのOfficeアプリがあるし、作ったデータをiCloudに保存すればメールに添付して送ることもできるし。2つのアプリの画面を並べて使えるiOS 9の新機能『Split View』のおかげで、ネットで情報を調べながら原稿を書くこともできるようになりましたから」。

 ところが、専用スタイラスApple Pencilがあれば、iPad Proの評価は180度変わる。仕事にも使えるのだ。例えば、メモだ。


 メモには、デジタルメモとアナログメモがある。デジタルメモはパソコンやスマートフォンを使って記録するが、アナログメモは紙にペンで書く。例えば打ち合わせの時や、取材の時、講義を聞いている時は、アナログメモをよく使う。文字を大きく書いたり、強調したい文字を色ペンで囲んだり、関連のある事柄を線でつなぎあわせたりしながら自由にレイアウトできるから、頭の中にあるイメージがそのまま記録できるような気がするからだ。


 私は、アナログメモにこだわりがある。メモに使うのは、いつもB6サイズの情報カードだ。それに、UniのPOWER TANKペンで書き込むのがお気に入りだ。取材や打ち合わせのときは、いつもこのコンビを持参していた。


 ところが紙のメモは、書いた後の管理が難しい。決まった場所に保管しておいても、すぐに見失ってしまう。だから私は、いつも書き終えた情報カードスキャンし、Evernoteに保存して管理していた。


 しかしApple Pencilがあれば、もう情報カードを持ち歩く必要はない。直接iPad Proに書き込み、それをEvernoteに保存すれば、iPad ProでもiPhoneでも、好きな端末からいつでも閲覧できるからだ。紙をスキャンする手間が省ける上、紙を持ち歩かなくてもよくなったので、気持ちだけでなく物理的にも楽になった。

 手書きアプリは色々迷ったが、結局、以前使っていた「Penultimate」を選んだ。Penultimateのメモは、Evernoteに自動で保存される。「送る」機能を使って転送できるアプリは色々あるが、直接Evernoteに保存するアプリは珍しい。私は、特に意識することなく、描いたメモがEvernoteに自動で保存されるという点が大いに気に入り、これを使うことにしたのだ。

 Apple PencilのおかげでiPad Proのサイズも活きてくる。それは、A4サイズがほぼ実寸で表示できるということ。

 最後になってしまったが、もう一つ、iPad Proを仕事で使うときに役立つ機能についてお話ししたい。それは、通信機能が内蔵されていることだ。

Microsoft Wordを App Store で
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