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「楽天家リーダー」がチームを壊す 「究極の小心者」こそが人を動かせる理由|最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!|ダイヤモンド・オンライン

計画どおりに進むプロジェクトなどまずありませんから、大切なのは、全体を包括する視点を持つと同時に、個別の部分についてもある程度の仮説・想定を持ち、現場で起こり得るリスクに備えておけるかどうかです。


そして、高い解像度でプロジェクト全体を見通すためには、メンバーの力が不可欠です。だからこそ、ビジョンが重要なのです。


プロジェクトの目的を共有し、その成功のためにワクワクし、力を最大限発揮したいと思ってくれるメンバーが集まれば、プロジェクトの全体像が自ずと高解像度で見えてきます。

ビジョン型リーダーなどと言うと、「全体をさっと見渡して、ざっくりとしたことを言うだけの人」というイメージを抱かれるかもしれません。しかし、どちらかと言えば、「細かいことが気になって仕方がない心配性の人」のほうが多いのが実情です。

優秀な社長たちとお話しするのは私にとって最高に楽しい時間です。なぜかといえば、彼らは極端に心配性でありながらも、決してネガティブではないからです。


ですから本来なら、「心配性」というより「繊細」とか「緻密」と表現すべきかもしれません。ネガティブな人ではなく、ネガティブチェッカーであり、考えに考えて考え抜くリスク管理者なのです。

少々逆説的な言い方ですが、心配性な人が「ただの心配性」にとどまっているのは、まだまだ心配が足りないからです。


「もうこれ以上は心配できない」というところまで、徹底的にあらゆる可能性を考え尽くすと、そこには自信しか残りません。