世界は経済破綻のリスク増大に直面。カタストロフィーを回避するには、各国首脳らは需要刺激策を採る必要がある。IMFのデビット・リプトン筆頭副専務理事の声明をフィナンシャルタイムズ紙が報じた。
リプトン筆頭副専務理事は、グローバル経済は「実際に苦境に立たされている」とし、早急に経済成長と需要を刺激し、原料市場、金融市場の高いボラティリティーの結果、現れた新たな脅威に向けた準備策をとるよう政治家らに呼びかけた。
「経済活動を支援し、世界経済を再び強固なものに再現する時代が到来した。」
フィナンシャルタイムズ紙は、リプトン筆頭副専務理事の発言は中国経済のネガティブな統計が発表されたことを受けて行なわれたものと指摘している。中国の輸出は2月、25%落ち込み、2009年以来、最悪の指標となっている。?
金融政策に依存するステージから、財政政策が乗っかるステージに移行(ペースは各国それぞれ)。さらにその次のステージがどうなるのか、帰趨は見えません。いずれによ、健全な形での利上げステージは絶望的に遠いように思われます。 https://t.co/0ZXHxCHKLH
— 本石町日記 (@hongokucho) 2016年3月12日