https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

予想外のブレイクスルーが生まれる「共育・共感・共動の法則」|稼ぐ言葉の法則|ダイヤモンド・オンライン

神田昌典(Masanori Kanda)
経営コンサルタント・作家。株式会社ALMACREATIONS代表取締役。日本最大級の読書会「リード・フォー・アクション」主宰。上智大学国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士コンサルティング業界を革新した顧客獲得実践会を創設(現在「次世代ビジネス実践会」)。のべ2万人の経営者・起業家を指導する最大規模の経営者組織に発展。わかりやすい切り口、語りかける文体で、従来のビジネス書の読者層を拡大。

 多くのビジネスパーソンは、ビジネスモデルと聞くと、キレイにまとめられた企画書を思い浮かべるかもしれない。


 顧客、商品、チャネル、収益と費用などを整理して、歯車のようにかみ合わせることで、キャッシュを生み出していくという概念だ。


 そのようなモデルは、すでにできあがったビジネスを理解したり、アイデアを整理したりする概念図としてはすばらしいが、企画書どおりに、ビジネスがつくりあげられることは、極めて稀だ。


 なぜなら、ビジネスモデルとは、そこに関わる人々の経験を積みあげるプロセスがあって初めて血が通い、動き出すものだからだ。


 では、モデルに血を通わせるための肝は、何か?


 ズバリそれは、社外(顧客)と社内(同僚)との情報伝達・交流だ。


 たとえば、あなたが顧客からの不満を、社内に伝えたとしよう。


 すると社内では緊張感が走り、その解消に向かって協力し始める。


 当然、顧客からの要求を満たすためには、社内で意見の衝突があるが、それを乗り越えたとき、予想外のブレイクスルーを体験することになる。


 一方、顧客は、社員が障害を乗り越えて、事業が育っていく様に触れ、感動する。
 そして会社の成長を、自分の人生に重ね合わせ、応援するようになっていく。
 つまり、社内が協力に向かうプロセスがあるからこそ、あなたは顧客に対して説得力のあるウソのない言葉がつむげるようになり、予想以上の売上を上げられるようになる。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160318#1458297712
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160318#1458297713