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充実した意義ある人生を送るために|ゴールドラット博士が 『ザ・ゴール2』に込めた思い|ダイヤモンド・オンライン

 さらに興味深いのは、『ザ・ゴール2』でゴールドラット博士は、モノ言う株主に対して、会社が繁栄し続けるために欠かせない3つの要素を挙げています。


 その3つとは、「株主」「顧客」「従業員」です。これらの3つの要素は、どれが一番ということではない、という博士の主張が以下の主人公のセリフに刻まれています。


『企業の目標は「現在」から「未来」にわたって「お金を儲けること」です。儲けることで、投資してくれた株主にも還元することができます。


 しかし、従業員の利益を守ることも不可欠です。「現在」から「未来」にわたって「従業員に安心で満足できる環境を与える」――それが企業の掲げるべき2つ目の目標です。


 そして3つ目の目標が、「現在」から「未来」にわたって「市場を満足させること」。市場を創り出す顧客に見放されては儲けることも従業員を雇い続けることもできません。


 この3つの目標を対立させずに実現できれば、企業は繁栄し続けて明るい「未来」を持てるようになります!』

ゴールドラット博士の主張は、以下のシンプルな3つのロジックから成り立っています。


・「株主」が満足するためには、「顧客」と「従業員」の満足が欠かせない。
・「顧客」が満足するためには、「従業員」と「株主」の満足が欠かせない。
・「従業員」が満足するためには、「株主」と「顧客」の満足が欠かせない。


 それぞれが相互補完的であり、博士はこれを「相互補完的なトライアングル」(Complimentary Triangle) と名づけています。

 肝心なのは、私たちが見ているものと導き出す結論と、実際に何が行なわれているかの間の矛盾を直視する勇気を持つことである。基礎となる仮定を疑うことが、ブレイクスルーに必要なのである。


 理解の進行には、世の中がどうなっていて、なぜそうなっているかの基礎となる仮定を疑うことが必要だ。私たちが世の中とその原理をより理解することができれば、私たちの人生はよりよいものとなるであろう

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160415#1460718473
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160412#1460457529
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