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ブランクファイン氏が見たウォール街の10年、ゴールドマンにも変化 - Bloomberg

ウォール街が過去10年にどう変わったかを見るには、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)の下でのゴールドマン・サックス・グループを見ればいい。


  同CEOは2006年6月に就任。業界一の収益力を誇ったゴールドマンの今年1−3月(第1四半期)の収入は、第1四半期としてはブランクファイン氏の下で最低だった。株主資本利益率(ROE)に至っては6.4%と、株主のために価値を生み出せる会社だと見なされる水準ではなかった。

  ブランクファイン氏がハンク・ポールソン氏の後を引き継いだ06年のゴールドマン収入は約380億ドル、07年は460億ドルだった。08年には半減したものの、12年には約340億ドルに回復。以来4年間はほぼ横ばいで推移した。アナリストが知りたがるのは、収入がいつ増えるのか、どうしたら増えるのかだ。より大きな変化を求める声に対してハービー・シュワルツ最高財務責任者(CFO)は19日ゴールドマンの戦略を擁護し、「環境をコントロールすることはできない。長期的な目で見る必要がある」と述べた。

原題:Blankfein’s Decade Ending With a Thud on a Humbled Wall Street(抜粋)