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焦点:日銀が期待するマイナス金利効果、6月の相場展開が分岐点に | ロイター

しかし、現時点で実体経済に期待通りの政策効果が表れるかは不透明。むしろ、海外経済に不透明感が漂う中で、足元では輸出や生産が低迷を続けており、個人消費の動きも鈍い。


黒田総裁は会見で、マイナス金利の政策効果が実体経済に波及するタイミングについて「1、2カ月で出てくるものではないが、半年、1年とはかからない」と述べた。


具体的な効果については、これまで金利低下に伴う設備投資や住宅投資の活発化を指摘しており、導入から半年が経過する今年夏場ごろにそうした動きが確認されるかどうかが、日銀の今後の政策運営を占ううえで焦点になりそうだ。

次回の金融政策決定会合は、6月15、16日。それまでにマイナス金利付き量的・質的金融緩和政策の効果が出て、株高・円安が進んでいるのか。それとも株安・円高の地合いがジワジワと強まり、追加緩和期待が高まっているのか──。