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米投資会社バークシャー・ハザウェイウォーレン・バフェット会長兼最高経営責任者(CEO)は2日、今後2年でIBM株を売却するよりは購入するする公算が大きいとの認識を示した。


バフェット氏はCNBCに対し、IBM株の原価を1株当たり170ドル近辺と想定しているとしつつも、その水準でも売却する意向はないとし、「時間の経過とともに決定することになるが、今後1─2年で売却するよりは購入する可能性の方がはるかに高い」と語った。


バフェット氏の昨年末時点でのIBM株保有比率は8.59%。


さらに、世界の中銀の金融政策に乗じて利益を追求する考えはないとしたうえで、低金利もしくはマイナス金利については、「銀行にあるお金の価値が手元やたんすに置いてあるお金の価値を下回れば、誰もが予期していなかった結果を招く可能性がある」と語った。


バークシャーが株式を保有するクレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)による米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールとの提携解消については、「コストコはアメックスにとり極めて価値の高いブランドだったが、その価値が無限だったというわけではない」と指摘。アメックスの決定を支持する考えを示し、アメックス株の保有にも自信を表明した。


同時に、企業の自社株買い計画については、購入価格は高過ぎと批判した。


バフェット氏はまた、積極的な投資は総じて平均を下回る結果となることは「避けられない」と言明した。