“裏金”2.2億円の内訳も 元JOC職員が明かす五輪招致の裏側 | 日刊ゲンダイDIGITAL
「ルール違反だからとか、予算の範囲を超えているからとムゲに断ろうものなら、他の都市に票が流れ、すべてがパーです。そうならないためにも相手の要求にはなるべく応える必要があります。その結果、言われるがままにカネを支払うことにもなる。とにかく予算をそこらじゅうからかき集めて、できるだけ要求に応えられるよう使えるだけ使えということです。IOCの委員は約100人いますから、会いに行くだけでも莫大な費用がかかります。往復の航空費に加え、ホテルもスイートに宿泊しなければ、相手からバカにされます。問題は金額よりも、どうやってその費用を正当化するかです」
「今回の2億2200万円にしても、私の経験上、おそらくディレクは1人2000万円でアフリカの10票を取りまとめていたのではないか。7月と10月の2回に分けて振り込まれたのも、例えばの話ですが、まずは5票を獲得した時点で半分が支払われ、残り5票の取引がうまくいったため、全額支払われたのではと推測できます。もともとアフリカは票集めが一番難しいとされ、水面下では相当シビアなネゴシエーションがあったハズです。振込先のシンガポールの会社はペーパーカンパニーだったとの指摘がありますが、そんな交渉ですから、実体として会社がなくてもいいわけです」
明治天皇の玄孫とかいうよりこっちをプロフにすべき。
— おくあき まさお (@tuigeki) 2016年5月21日
日本のスポーツ界や五輪は結局こういうドス黒い古いエスタブリッシュメントに支配されている。賄賂や高額接待など大昔から当たり前の世界。 https://t.co/h2AzHva6a5