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大手家電量販店などを傘下に持つ中国の企業グループが、サッカーの日本代表の長友佑都選手が所属するイタリア1部リーグ、インテルをおよそ330億円で買収すると発表しました。
これは、中国の蘇寧グループとサッカーのイタリア1部リーグ、インテルの代表が江蘇省南京で記者会見して明らかにしたものです。それによりますと、蘇寧グループは、およそ2億7000万ユーロ(日本円でおよそ328億円)でインテルのおよそ70%の株式を取得して買収するとしています。


インテルは、1908年に創設されたイタリア1部リーグの名門サッカークラブで、日本代表の長友佑都選手が所属しています。一方、蘇寧グループは、大手家電量販店「蘇寧電器」などを傘下に持つ中国の大手企業グループで、中国国内でプロサッカーチームも保有しています。


記者会見で、蘇寧グループの張近東会長は「今回の買収でわれわれはヨーロッパや世界での知名度を高めることになるだろう。われわれが資本を投入することでインテルが輝かしい成果を取り戻し、さらに強力なチームにしていきたい」と述べました。


中国政府はことし4月、2050年までにサッカー強国を目指すとした成長戦略を発表するなど、サッカーの強化に国を挙げて乗り出しており、今回の買収もこうした国の方針に沿ったものとみられます。