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防衛省は、北朝鮮弾道ミサイルを発射する兆候がある場合には、地上配備型の迎撃ミサイルPAC3や、海上配備型の迎撃ミサイルSM3を備えたイージス艦を展開させて警戒にあたっています。
ただ、防衛省は、ことしに入って北朝鮮弾道ミサイルを相次いで発射するなか、このPAC3の迎撃能力の向上を急ぐ必要があるとして、来年度から迎撃範囲を広げるため、レーダー装置や発射機の改修に、順次着手することになりました。
このシステムはアメリカがすでに導入を始めているもので、改修が行われれば、これまで数十キロとされていた迎撃範囲が広がるほか、複数のミサイルが同時に発射された場合の対処能力も向上するということです。
また、追尾能力も向上し、戦闘機や巡航ミサイルへの対処もより迅速に可能になるということです。
防衛省は、来年度予算案の概算要求に必要な経費を新たに盛り込む方向で検討しており、5年後をめどに改修を終えて、順次運用を目指すことにしています。