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シリアを巡っては、アサド政権と反政府勢力の間で停戦が合意されたあとも激しい戦闘が続いていて、和平交渉も暗礁に乗り上げ、ことし8月までに政権移行に向けて合意するという安保理決議の実施が危ぶまれています。
こうしたなか、調停にあたっている国連のデミストラ特使が29日、安全保障理事会で報告を行ったあと、報道陣の取材に応じました。この中でデミストラ特使は、もはや和平交渉が失敗することは許されないとしたうえで、「アメリカとロシアが圧力をかけ停戦が実現したように、関係国の強い働きかけがあれば政権移行を巡る対立も乗り越えられるはずだ」と述べ、交渉の再開と合意に向けアメリカやロシアの協力に強い期待を示しました。
さらに任期満了が近づいている国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長やアメリカのオバマ大統領、それにロシアのプーチン大統領が一堂に会することし9月の国連総会やG20の首脳会議までに和平に道筋をつける必要があるとして、「われわれには歴史的な使命がある。おぞましい内戦を終結させるため国連はすべての手段を尽くす」と述べ、調停に全力を挙げる姿勢を示しました。

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