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アメリカ国防総省デンマーク次官補代理は7日、南シナ海の問題について議会下院の軍事委員会で証言し、中国が造成した人工島に、この1年で対艦巡航ミサイルや地対空ミサイルを配備したほか、航空機や艦艇が長期に活動できるように水や燃料の施設も整備し、拠点を築いていると批判しました。
また、中国が海軍や海警局の艦艇を派遣し、中国以外の航空機や船を近づかせないよう活動しているとも指摘し、偶発的な衝突や対立の激化に懸念を示す一方で、アメリカ政府として、引き続き平和的な解決を中国側に求めていく考えを強調しました。
さらに同じ公聴会で証言したアメリ国務省のウィレット次官補代理はフィリピンが申し立てた南シナ海を巡る仲裁裁判所の判断が来週示されることについて、中国側に判断を受け入れるよう求めていくとしたうえで、「中国が外交や協力という道を選ぶのか、引き続き周辺国との対立という道を選ぶのか、世界が注視している」と述べ、南シナ海の問題の解決に向けて中国は重要な岐路に立っているという認識を示しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160707#1467888107