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 京都府舞鶴市舞鶴西港に26日、コスタ・クルーズ社(イタリア)が運航するクルーズ客船「コスタ・ビクトリア」が入港、歓迎式典が行われた。舞鶴で発着できる日本海周遊ツアーの初回で、今年は9月まで計10回、ツアーが行われる。同社は来年、計32回のクルーズ船の舞鶴寄港を予定しており、糸川雄介日本支社長は「関西圏からの集客を期待している」と述べた。


 ツアーは博多(福岡県)、舞鶴、金沢、境港(鳥取県)、韓国・釜山の5都市を巡り、博多や舞鶴などから5泊6日の旅を楽しめる。式典で京都府山田啓二知事は「クルーズが京都観光に新しい魅力を加えてくれた。乗客に楽しんでもらえるよう全力でサポートする」と歓迎した。


 この日は丹後の伝説を題材に公演をする「丹後七姫劇団」の団員らが出迎え、乗客400人がバスなどで宮津市天橋立などを観光した。


 今年は舞鶴港で発着する客はツアー全体の2割だが、市などは舞鶴港に無料駐車場を開設して「ドライブ・アンド・クルーズ」をアピールしており、糸川日本支社長は「客層のファミリー層は車移動が多く、京阪神からの集客で(舞鶴からの利用を)倍増したい」と話した。