https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

総務省によりますと、7月の就業者数は6479万人で、前の年の同じ月に比べて98万人増え、20か月連続で増加しました。
一方、完全失業者数は203万人で、前の年の同じ月に比べて19万人減り、74か月連続で減少しました。
季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は3.0%で、6月に比べて0.1ポイント下がり、改善しました。
全国の完全失業率が3.0%になったのは、平成7年5月以来で、21年2か月ぶりの低い水準となりました。
また、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は、前の年の同じ月に比べて69万人増えて2025万人でした。

厚生労働省によりますと、先月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除いて1.37倍でした。これは前の月と同じで、2か月連続で、すべての都道府県で1倍を超えました。


都道府県別では、東京都が最も高く2.04倍、次いで、福井県が1.82倍、岐阜県が1.71倍などとなっています。一方、最も低かったのは埼玉県と鹿児島県で1.03倍、次いで、沖縄県が1.04倍などとなっています。


また、新規の求人数は前の年の同じ時期と比べて1.1%減りました。産業別にみますと、宿泊業、飲食サービス業が4.3%、教育、学習支援業が4%とそれぞれ増えた一方で、サービス業が6.1%、製造業が3.5%とそれぞれ減っています。


厚生労働省は「新規の求人数の減少は、7月の営業日が例年に比べて少なかったことによるもので、全国的には雇用情勢の改善が続いている。各都道府県で改善の傾向があるので、全国での回復の兆しも底堅い」としています。

総務省が発表した「家計調査」によりますと、7月の家庭の消費支出は、ひとり暮らしを除く世帯で27万8067円と、物価の変動を除いた実質で、前の年の同じ月を0.5%下回りました。ことしの2月がうるう年で1日多かった影響を考慮すると、実態として11か月連続の減少となりました。

#経済統計