ジャニーズ事務所ばりの政治力(しかも本物の)を、テレビ放送を通じて堂々と夫婦で行使し、テレビ局もそれを見逃している。しかも、これは橋下という政治的影響力を背後に持っている人物との混然一体とした本物の政治力。それをバラエティーの衣装でごまかしてテレビの非政治性を侵食している。
— おくあき まさお (@tuigeki) 2016年9月8日
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160904#1472985352
日本のお笑い芸人はなぜ政治風刺ができないのか? マキタスポーツ、水道橋博士が語ったその根本的原因とは?|LITERA/リテラ
情報番組のなかで彼らは「世間の声」を代弁する「優等生」として振る舞っている。中田敦彦がベッキーのことを「あざとい」と断罪したことが象徴的なように、情報番組に出た芸人たちは、世間の常識に抗って笑いを生み出す存在ではなく、世間の常識を体現するだけの存在になってしまっている。
だから、『ワイドナショー』(フジテレビ)の松本人志や『ノンストップ!』(同)コメンテーターの小籔千豊のように、もはや政権与党の公式コメンテーターのごとく振る舞う人間が出てくるのもまったく不思議な流れではない。安全保障に関する問題にせよ、女性の社会進出に関する問題にせよ、彼らはその「保守オヤジ」っぷりを遺憾なく発揮しているが、それも、どんどん保守化する世間の空気に過剰適応した結果なのだろう。
〈安倍さんの全く音楽的じゃない喋りを思い、これを選ぶ日本人の感性に対して「やっぱなんか理由があんじゃないの?」って思ってしまいました。ああいうなんの魅力もない人を“上に頂いておく”という「日本人と政治」に対しての感慨です〉
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