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シリア アレッポ 反政府勢力は戦闘継続の構え | NHKニュース

ロシア軍は、アサド政権の軍とともに今月20日にシリア北部の都市アレッポに対する地上部隊による攻撃を含むすべての攻撃を一時的に停止するとしたうえで、市民や反政府勢力に退避するよう求めています。また、これに先立つ形でロシア軍は、空爆のみ18日の午前から停止すると発表しました。


アレッポでは、この発表直前の18日の明け方まで、政権側による激しい空爆が続き、市民に死者やけが人が出ているほか、地上での戦闘は依然続けられています。アレッポでの戦闘について、現地の主要な反政府勢力の広報担当者は18日、NHKの電話取材に対し、「約束をいつも破ってきたロシアの発表を信じることはできない。アレッポを出て行く戦闘員は誰もいない」と述べて、退避せずに引き続き戦闘を続ける考えを示しました。


また、国連のOCHA=人道問題調整事務所は18日、スイスで行った記者会見で、「一方的な発表ではなく、すべての戦闘の当事者からの保証が必要だ」と述べて、支援物資の搬入ができる環境は整っていないとするなど、今回の一時的な攻撃の停止では、悪化する事態の改善にはつながらないとの見方が出ています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161018#1476786841
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161008#1475922992(「戦争犯罪と言うのであれば、イラクから始め、リビアなども究明すべきだ。アメリカこそ戦争犯罪を犯している」)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161004#1475577916(「アメリカは合意を実行できなかったことを誰かの責任にしようとしている」)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160922#1474540676「政府軍が撤退しても反政府勢力はむしろ攻撃をしかけている」
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160920#1474368210(「アメリカ側は反政府勢力に何の影響力も及ぼしておらず、こちらが一方的に停戦を守るのでは意味がない」)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160918#1474194786(「アメリカは穏健な反政府勢力をテロ組織から引き離すことができていない」)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160917#1474108759反政府勢力の部隊がアレッポに続く幹線道路から撤収しないためだ

シリア大統領夫人 欧米メディアの報道姿勢を批判 | NHKニュース

シリアのアサド大統領のアスマ夫人は、イギリス生まれで、かつてアメリカのファッション雑誌にも取り上げられたことがありますが、シリアでの内戦が激しくなってからは、欧米の批判を受けて発言を控えてきました。しかし、アサド政権を支援するロシアと欧米の対立が深まる中、アスマ夫人は、ロシア国営テレビのインタビューに応じ、18日、この一部が放送されました。


この中で、アスマ夫人は、「西側のメディアは、自分たちに都合のいいように内戦の悲劇を伝えることに集中し、シリアの子どもたちの間にも壁を作ってしまった」と述べました。さらに、「大多数の避難民が国内のほかの地域にいるにもかかわらず、西側のメディアは、好んで反政府勢力側の支配地域にいる人たちの困難な状況ばかりに焦点を当てている」として、欧米のメディアの報道姿勢を批判しました。


シリア北部のアレッポへの空爆をめぐって、欧米は、アサド政権とロシアへの批判を強めていますが、今回のインタビューには、これに反論する狙いがあるものと見られます。