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イランで米国人ら3人に禁錮10年の判決 米が非難 | NHKニュース

イラン司法府の公式メディアは18日、イラン系アメリカ人の男性とその80代の父親、そして、アメリカの永住権をもつレバノン人の男性の3人が、禁錮10年の判決を受けたと伝えました。3人は去年9月からことし2月にかけてイラン国内で相次いで拘束され、起訴されていたとみられます。
判決の理由について公式メディアは、「敵であるアメリカ政府に協力したため」と説明し、どのような行為が罪に問われたのか、詳しいことは明らかにしていません。


この報道を受け、アメリ国務省のトナー副報道官は18日、記者会見で「不当に拘束されたすべてのアメリカ人を速やかに解放するように求める。特に拘束された父親は健康問題を抱えており、懸念している」と述べ、拘束は不当だと非難し、解放を訴えました。


イランは、去年7月に欧米など関係6か国と核開発問題をめぐる最終合意に達するなど、アメリカとの関係改善につながる動きも見せていますが、今回の判決はアメリカを敵視してきた保守強硬派の影響力が依然根強いことを印象づけるものです。司法府の公式メディアは、この3人のほか、2人が同じ理由で禁錮10年の判決を受けたと伝えていますが、名前や国籍は明らかにしていません。