https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

比大統領「米と決別」発言 閣僚らが火消しに追われる | NHKニュース

フィリピンのドゥテルテ大統領は、20日北京の人民大会堂で開かれたビジネス会合で演説し「軍事的にも経済的にもアメリカと決別する」と述べるとともに、「中国、フィリピン、ロシアは世界に対抗する3つの国だ」などと述べました。これについてアメリ国務省の報道官は、20日懸念を示し、今週末にフィリピンを訪れるラッセル国務次官補が、発言の真意についてフィリピン政府に直接説明を求める考えを示しました。


こうした事態を受けて、ドゥテルテ大統領に同行しているアンダナール報道官は、21日、北京市内で記者団に対し、「アメリカは長くフィリピンにとって同じ家にいる父親のような存在だったが、その家から出て自分に合った家を持つべきときが来たということだ」と説明しました。


また、フィリピン国家経済開発庁のペルニア長官は、「『決別』ではなく『バランスの再調整』という意味だ。われわれは、中国との関係をもっと強めるべきときだと感じている」と述べ、アメリカとの関係を完全に解消するという意味ではないと強調するなど火消しに追われました。

フィリピンのドゥテルテ大統領の発言について中国外務省の華春瑩報道官は、21日の定例の記者会見で、「中国は、フィリピンが主権国家として国民の利益に基づき、みずからの判断で決定した外交方針については当然尊重する」と述べました。


一方、華報道官は、「われわれは現在の国際関係において、冷戦思想、すなわち『こっちか、あっちかどちらか』というような考え方を持つべきではない」とも述べ、国際社会の中で対立をあおるような発言には賛成できないという立場をにじませました。

中国政府とフィリピン政府は、20日行われた習近平国家主席とフィリピンのドゥテルテ大統領の首脳会談の共同声明を21日、公表しました。


この中で、両国は、南シナ海の問題について、「当事国による友好的な話し合いで、領土や管轄権の争いを平和的に解決することを明言する」としていて、アメリカや日本などの関与を排除したい中国の意向が反映された形となっています。


また、声明では、ドゥテルテ大統領が進めるフィリピンの麻薬対策を中国が支持し、支援することなど、政治・経済・社会をはじめ幅広い分野での両国の協力拡大が盛り込まれています。


さらに、中国政府は、ドゥテルテ大統領の地元であるミンダナオ島のダバオに総領事館を適切な時期に開設すると提案しフィリピン側は、これを歓迎したとしていて、中国としては、ドゥテルテ政権との関係を強化する狙いがあるものと見られます。


そのほか、共同声明では、ドゥテルテ大統領が習主席に対し、適切な時期にフィリピンを訪問するよう呼びかけ、習主席がこれを受け入れたとしていて、両国が高いレベルでの対話を継続することを確認しています。

比大統領 発言の真意「米と関係絶つことではない」 | NHKニュース

フィリピンのドゥテルテ大統領は20日、訪問先の北京で行った演説で「軍事的にも経済的にもアメリカと決別する」と述べ、アメリカ政府が発言の真意について説明を求める考えを示すなど波紋が広がりました。


フィリピンに帰国したドゥテルテ大統領は、22日未明、ダバオで会見し、この発言の真意について聞かれると、「関係を絶つということではない。私が本当に言いたかったのはアメリカの指示に従ってきたこれまでのような外交関係から決別するという意味だ」と述べ、アメリカとの関係を維持する考えを示しました。


また、来週、日本を訪問し安倍総理大臣と首脳会談を行うことについて、「会談では主に経済協力について協議するほか、お互いの利益である南シナ海についても話し合うだろう」と述べ、首脳会談の中で南シナ海の問題についても協議する考えを示しました。

フィリピンのドゥテルテ大統領について、アメリカ、ホワイトハウスのアーネスト報道官は21日の記者会見で「問題発言が多い。アメリカとフィリピンの国民や政府、それに軍の間に存在する良好な関係とは一致しないものだ」と指摘しました。


そのうえでアーネスト報道官は、ドゥテルテ大統領が「アメリカと決別する」と述べたことについて、「こうした発言はアメリカとフィリピンの関係を不必要に不安定にするものだ」と述べ、懸念を示しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161020#1476960197

米軍 南シナ海で「航行の自由」作戦 仲裁裁判後初 | NHKニュース

アメリカ国防総省は、南シナ海西沙諸島で日本時間の21日午後にアメリカ軍のイージス駆逐艦「ディケーター」が「航行の自由」作戦を実施したことを明らかにしました。


国防総省の当局者によりますと、作戦で駆逐艦は、西沙諸島の島々のうち中国が実効支配するウッディー島トリトン島の間に挟まれた海域を航行したということです。


この海域は、国際法上の公海に当たり、2つの島からも12海里以上離れていますが中国は主権を主張しているということです。


アメリカ政府はこうした中国の主張を認めない立場でホワイトハウスのアーネスト報道官は21日の会見で、「作戦の目的は国際法に基づく各国の権利や自由を守ることだ」と強調しました。


アメリカ軍が南シナ海で「航行の自由」作戦を実施するのは去年10月以降、4回目で、ことし7月に南シナ海を巡ってフィリピンが申し立てた国際的な仲裁裁判で中国の主張が否定されてからは初めてです。


海洋進出の動きを強める中国に対してはアメリカの同盟国フィリピンのドゥテルテ大統領が20日、習近平国家主席と首脳会談を行い、関係改善をはかる動きを見せていますが、アメリカとしては、国際法の範囲を超えた中国の主張を認めない姿勢を改めて示した形です。

これについて、中国国防省の呉謙報道官は日本時間の22日未明、談話を発表しました。


談話では、「中国海軍の艦船2隻がすぐさま対応し、アメリカ軍の艦船を警告して追い払った」としたうえで、「アメリカ軍の艦船は、中国の領海に勝手に入ってきており、これは故意の挑発的な行動で、中国側は断固として反対し、アメリカに厳正に申し入れる」として、抗議する考えを示しました。


そのうえで、20日、中国とフィリピンの首脳会談で南シナ海をめぐる問題は、2国間の対話で解決を目指すことが確認されたことを念頭に、談話は、「現在この地域の国々が互いに努力し南シナ海情勢は、前向きな状態にある。こうした中でアメリカ軍の艦船が中国の領海に入ってきたことはアメリカこそが南シナ海情勢の安定に対するトラブルメーカーだということを証明した」と強く非難しました。