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イランのロウハニ大統領は18日、首都テヘランIAEAの天野事務局長と会談しました。


イランは核開発問題をめぐって、去年7月、アメリカなど関係6か国と最終合意を結んでいて、IAEAはイランが合意どおりに核開発を制限しているかを検証する役割を担っています。


イランのメディアによりますと、会談でIAEAの天野事務局長は、イランは核合意を守ってきたと評価したうえで、「核合意は大きな成果だ」と述べ、合意の継続を支持する考えを示しました。


これに対しロウハニ大統領は、アメリカが今月、「イラン制裁法」をさらに10年延長したことは、核合意に違反するだけでなく、アメリカ政府の信頼失墜につながると指摘したうえで、「相手側が合意を守るかぎり、イランも合意を守り続ける」と述べ、アメリカをけん制しました。


イラン制裁法は、イランの核兵器開発を阻止するためだとして、エネルギー産業への投資に制裁を科すための法律で、現在は核合意に伴ってその効力が停止していますが、延長に賛成した共和党議員らは、その理由について、イランが核合意に違反した場合に備えるためだなどと説明しています。

#IranDeal


アラン・J・クーパーマン
テキサス大学准教授(政治学

NATOが軍事介入するまでには、リビア内戦はすでに終わりに近づいていた。しかし、軍事介入で流れは大きく変化した。カダフィ政権が倒れた後も紛争が続き、少なくとも1万人近くが犠牲になった。今から考えれば、オバマ政権のリビア介入は惨めな失敗だった。民主化が進展しなかっただけでなく、リビアは破綻国家と化してしまった。暴力による犠牲者数、人権侵害の件数は数倍に増えた。テロとの戦いを容易にするのではなく、いまやリビアは、アルカイダイスラム国(ISIS)関連組織の聖域と化している。「もっと全面的に介入すべきだった。社会を再建するためにもっと踏み込んだ関与をすべきだった」とオバマ大統領は語っている。だが、実際には、軍事介入の決定そのものが間違っていた、リビアには軍事介入すべきでなかった。

#キッシンジャー