活学問にも種々仕方があるが、まづ横に寝て居て、自分のこれまでの経歴を顧み、これを古来の実例に照して、徐かにその利害得失を講究するのが一番近路だ。さうすれば、きつと何万巻の書を読破するにも勝る功能があるに相違ない。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2016年12月26日
いはゆる心を明鏡止水のごとく磨ぎ澄ましておきさへすれば、いついかなる事変が襲うて来ても、それに処する方法は、自然と胸に浮んで来る。いはゆる物来りて順応するのだ。おれは昔からこの流儀でもつて、種々の難局を切り抜けて来たのだ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2016年12月26日
男児世に処する、たゞ誠意正心をもつて現在に応ずるだけの事さ。あてにもならない後世の歴史が、狂と言はうが、賊と言はうが、そんな事は構ふものか。要するに、処世の秘訣は誠の一字だ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2016年12月27日