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小池知事は、夏の都議会議員選挙に向け、今月中にも政治塾を運営する政治団体都民ファーストの会」から、最初の公認候補を擁立するとともに、公明党民進党と候補者の推薦やすみ分けを見据えた協議をすでに始めています。


これについて小池知事は、6日の記者会見で、「私の目標は東京大改革を進め、都民ファーストの都政を確立していくことだ。このため都議会でも改革を志す方々が選ばれることが大変望ましいし、都民にとってもよいことではないか」と述べました。


そのうえで「候補者の選定では、ただ都議会議員になりたいという人は遠慮いただく。都政を真剣に改革していく人を選ぶ。改革の同志が多く当選でき、勝利を収められるような方策をあらゆる選択肢を持って進めたい」と述べ、みずからが擁立する候補者の当選に全力を挙げる考えを示しました。


また小池知事は、公明党民進党との選挙協力について「選挙の時だけ、お互いに力を貸したり借りたりして、その後どうなるかわからないでは困る。東京大改革を進められるのであれば、実務的に詰める必要があろうかと思う」と述べ、改革の方向性を確認したうえで、実務者による調整を進めていきたいという考えを示しました。

東京都の小池知事は、公明党東京都本部の賀詞交歓会で夏の都議会議員選挙について、「これまでの公明党との信頼関係をベースに共通項を確実なものにし、同志を大きく花を開かせたい」と述べ、協力を呼びかけました。


はじめに、公明党東京都本部代表の高木陽介衆議院議員が「夏の首都決戦、都議会議員選挙では、都本部一丸となって、勝利にまい進できるよう、お力添えをお願いしたい」とあいさつしました。


このあと、来賓として出席した小池知事が「東京大改革に向けて、都議会公明党のサポートを得てさまざまな改革を一歩一歩進めてきた。公明党との『都民ファースト、都民の幸せのため』という共通認識をもって、就任後、2回の都議会ではよい議論ができた」と述べました。


そのうえで、「7月はいよいよ戦いだ。これまでの公明党との信頼関係をベースに共通項を確実なものにしたい。そして、大改革を進める同志を大きく花を開かせたい」と述べ、改革の実現に向け協力を呼びかけました。


都議会第2会派の公明党は、議員報酬などの削減をめぐって、長年連携を続けてきた最大会派の自民党との関係を見直す一方、小池知事との協力に前向きな姿勢を示していて、個別の要望を通じて政策面での連携を深めるなど、都議会議員選挙での候補者の推薦やすみ分けを見据えた協議を始めています。


東京都議会第2会派の公明党は、議員報酬などの削減をめぐり、長年連携を続けてきた最大会派の自民党との関係を見直す一方、小池知事との協力に前向きな姿勢を示していて、自民党東京都連下村博文会長は、公明党東京都本部の高木陽介代表に、関係修復に向けて会談したいという意向を伝えていました。


こうした中、下村氏と高木氏は、6日に都内で開かれた公明党の会合に出席した際、短時間会談しました。


この中で、高木氏は「自民党との関係修復は、まずは都議会レベルで話をしてもらうことが必要だ。都議会自民党のメンバーにも、そのことを十分に認識してもらいたい」と述べました。


そのうえで、高木氏は「現場での対応がなされる前に、トップどうしが会うべきではない」として、現場レベルでの対応に先立って、下村氏との間で協議を進めるのは難しいという認識を伝えました。


これに対して下村氏は、都議会で両党の関係がぎくしゃくしているとしたうえで、「国政では公明党と良好な関係が続いており、都議会のことも、今後十分相談しながら、できるかぎりフォローしていきたい」と述べました。

#政界再編#二大政党制