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アメリカのトランプ大統領は27日、ホワイトハウスで開いた全米の州知事との会合で、新政権として初めて、来月、議会に示す2018年度の政府予算の編成方針「予算教書」に言及しました。


この中で、トランプ大統領は「公共の安全と安全保障を基礎にした非常に強力な予算になる。消耗した軍を再建するため国防費を歴史的に増やす」と述べました。一方で、「増加分は連邦政府全般の大幅な節約と効率化を図ることにより相殺されるだろう」と述べ、国防費の増加分をほかの省庁の予算を減らして賄う考えを示しました。


アメリカの国防費は2017年度では海外での対テロ軍事作戦など臨時の費用を除いた予算の総額がおよそ5500億ドル(日本円にして60兆円余り)で、政府高官は2018年度の増加分は前の年度と比べて10%(日本円で6兆円)になるとしています。


大統領が示す予算教書は、10月から始まる次の会計年度に向けて、予算配分の権限を持つ議会に対する政府の要求をまとめたもので、トランプ大統領として、これまで主張してきたアメリカの軍事力の強化を目指す方針を改めて打ち出したかたちです。

#トランプ大統領暗殺事件


ホワイトハウスのスパイサー報道官によりますと、楊潔チ国務委員は27日、ホワイトハウストランプ大統領を表敬しました。
アメリカ側はこれまでのところ、会談の内容を明らかにしていません。


一方、中国国営の新華社通信は、楊国務委員が「中国はアメリカと衝突したり対抗したりするのではなく、ウィンウィンの協力関係を堅持し、互いの核心的利益や重大な関心事を尊重していきたい」と述べ、台湾など中国が核心的利益とする問題で、みずからの立場を尊重するよう望む考えを示したと伝えました。


これに対し、トランプ大統領は、中国との協力関係を重視しており、ハイレベルの交流を増やしたいという考えを示したとしています。


米中関係は、トランプ大統領が「1つの中国」政策の見直しを示唆したことから、先行きを懸念する見方も出ていましたが、今月9日、トランプ大統領習近平国家主席との初めての電話会談で、「1つの中国」政策を尊重する考えを示し、今月中旬には双方の外相がドイツで会談するなど、政府間の交流が増えています。


楊国務委員は外交を統括する副首相級の高官で、トランプ大統領が中国の高官と会談したのは、これが初めてです。


楊国務委員としては今回の訪問で、米中の首脳会談をいつ、どのような形で行うかについても調整を進めるものと見られます。


※チは竹冠に雁垂、その中に虎。